症例紹介
ヘビ
パイソンの冬の呼吸器疾患
冬至を過ぎて本格的に寒くなってきまして、熱帯系のヘビは鼻炎や気管などの呼吸器の病気が増えます。
「よだれが多い。」、「ヒューヒューといった呼吸音が聞こえる。」といった状態が見られたら要治療の可能があります。
ボールパイソンが最も多いですが、カーペットパイソンやブラッドパイソンなども見ます。
もちろん、多くの飼い主さんはヒーターなりを使って保温していますが、冬に多いという事は「微妙に寒い」という状態が原因の一つにあります。
ナミヘビの仲間のコーンスネークよりも圧倒的にパイソンの仲間に出ますので、熱帯が出身のヘビは「最低温度」を細かく確認して、症状がでたら早めに治療を行いましょう。
BEN犬猫エキゾの病院
院長 石川雅章