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小鳥について

飼いはじめのヒナ鳥は病気に注意する話

BEN犬猫エキゾの病院、院長石川です。

4月~5月にかけては新しく鳥さんを飼う方が多く、ヒナ鳥から飼い始める場合がほとんどです。

「飼い始めて3日目で吐いて食べない。」

といった事は、珍しい話ではありません。

冷静に考えて、「さし餌をしているヒナ鳥」と「自力で食事を食べている成鳥」では体力や免疫力はどちらが高いかといえば成鳥です。

お店で元気いっぱいで、お迎えしてからも飼育手技に落ち度がないケースでも、調子を崩す事もある位で、1日1日の体調をしっかり確認しておきましょう。

飼ってから1ヶ月は注意しておきましょう。

体重測定、温度管理は必ずです。

ヒナ鳥を飼うという事は、飼って1日目から慎重な対応を心掛けるという事でもあります。

さし餌やヒナ鳥の管理に自信がなければ、安定した体調の成鳥をお迎えするのも一案です。

見た目が元気でも、検便やそのう検査で感染が確認できる事もあります。

感染症の遺伝子検査を行うとクラミジアやウイルスが見つかるかもしれません。

ヒナ鳥、若鳥の管理はしっかり準備をして始めたいですね。

ben犬猫エキゾの病院

院長石川雅章