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続・鳥の細マッチョ
鳥さんの体重を気にする動物病院、BEN犬猫エキゾの病院、院長石川です。
いつも定期的に健診や診察に来られている飼い主さんは見慣れた設定でしょう。
セキセイインコや文鳥の体重測定のセットです。
以前のblogにもかきました。
「小鳥は細マッチョがいい。」
の続編です。
鳥は身軽で空を飛べるのが大きな特徴です。
言い換えれば常に適正体重をキープしていたい動物です。
鳥が正常でも重くていいのは「産卵期」と「ひな」です。そう、飛ばなくてもいい期間だけです。
飼い鳥の実際は、フード満タンで夜まで食べれる事が多く、健康に飼えていれば肥満になりやすいのです。
まずは。
写真にある様に体重測定からです。
果たして自分の飼っている鳥さんはどういった状況なのか?
「肥満」であれば鳥さんも様々なトラブルが発生してきます。
そして肥満になる原因が必ず飼育の中にありますので、飼い主さんに聞いていきます。
改善→体重測定→改善→体重測定を繰り返ししてどうなるのかを観察していく訳です。
小鳥の飼い主さんが、細マッチョの代表たるスポーツマンやヨガの先生であれば話が楽なものです。
小鳥の飼い主さんは普通の主婦の方が多いですので以下の様な話がいかに伝わるかが重要です。
「食事は~割削ってね」
「夜の食事はなしで~」
「脂肪の多い~は控えて下さい」
となる訳です。
飼い主さんに言っているつもりはないのですが、伝えるのは飼い主さんです。
何か普通に飼い主さんへ人間のダイエットの話をしている様になります。
もちろん、食事管理以外にも方法はお伝えしていますが、細マッチョの基本は食事にあります。健診から動物病院に来る理由の一つがここにあります。
「栄養不足になる事なくカロリーを削る。」
言ってる獣医師が肥満体では説得力がありませんので、合間の時間に私は秘密のトレーニングをしている次第であります。
BEN犬猫エキゾの病院
院長 石川雅章
電話 0433078296