症例紹介

ミーアキャット

ミーアキャットどう勉強するのかの話

BEN犬猫エキゾの病院、院長石川です。

 

ミーアキャットの診察は「調べて準備する」がやりにくい動物です。

分類で言えば「マングース」ですので、猫でもなければフェレットでもありません。

獣医師の大学でマングースの授業はありません。

動物園には昔から、まとまった数が居ますが、個人が飼育をし始めたのは最近の話です。

動物園での治療を記載した書籍は見当たらず、エキゾチックの学会でも話題には上がる機会は少ないのが実情です。

※石川は過去にミーアキャットの治療の発表をしています。

わずかな資料を元に試行錯誤して、治療を成立させます。「答えを探す」ではなく、「答えを探る」という思考で。

そうして、頑張って診断を行うのです。

なるべく治療が成立する様に、資料を探したり、治療を工夫したりと、日々研鑽を続けています。

ミーアキャットを買うのは簡単ですが、ミーアキャットの対応可能な動物病院はかなり少ないという認識で、飼育の準備を進めていくべきでしょう。

BEN犬猫エキゾの病院

院長 石川雅章