症例紹介

ハムスターのできものの話

BEN犬猫エキゾの病院、院長石川です。

 

ハムスターの体表の「できもの」は良く見る病気です。

 

8割くらいは悪性ですので、小さな内に診察するのがおすすめです。

腫瘍をみつけて、数週間様子見ていたというパターンが時にありますが、それはおすすめできません。

腫瘍がかなり広い範囲に散っていたり、重要な組織を巻き込んでいたりと手がつけられない状態である事があります。

 

一方で、大きくはなっているが、皮フと筋肉の隙間で大きくなっているだけの場合や乳腺などは手術で対応できる場合があります。

手術の可否は「診察してみないと分からない。」ですし、際どい腫瘍であれば、「実際にやってみないと分からない。」事もありますが、飼い主さんの仕事は気が付いたら動物病院へ連れてくる事に尽きます。

 

BEN犬猫エキゾの病院

院長 石川雅章