症例紹介

ウサギ/デグー・チンチラ・モルモット/トカゲ/ハムスター/ハリネズミ/フクロモモンガ/亀

冷房をいつからつけるの?の話

2023年5月にこの記事を書いてますが、毎年よく聞かれる質問に、

「冷房はいつからつけるのが良い?」

があります。

難しい質問です。

簡潔に述べると

「動物にとって適正な温度を越える予想が立つとき。」

です。

具体的には

「動物が触れてる温度を細かく計り」、「天気予報の予想最高気温をマメに見る。」

です。

また、動物によって適温は異なります。

チンチラ、デグーマウス、ウサギなどは冷涼乾燥で飼うべき動物ですので、5月から冷房はつけ続けた方が良いです。25℃は越えない方がよいでしょう。できれば20~22℃です。

ハムスターなども高温には弱いですので、気をつけます。

ハリネズミやフクロモモンガは熱帯系ですので、25~28℃でも大丈夫です。

カメをはじめとする爬虫類は25℃前後が快適な温度である事が多いので猛暑でなければ、6月は自然にしても良い気温が多いです。

ありがちなミスで「アゴヒゲトカゲ」を初心者が飼うときに40℃で飼うと認識している事があります。それは部分的に熱くする(ポットスポット)であり、基本は25℃くらいの普通の涼しい所を確保しての話です。

5~6月は過ごしやすい気候ですが、暑い日と快適な日がまちまちです。

その日、その日で小まめに調整するのが良いですので、冷房は頻繁に操作しておくのがおすすめです。

熱中症にはお気をつけ下さい。

 

BEN犬猫エキゾの病院

院長石川雅章