症例紹介

ハムスター

ジャービルの皮膚腫瘤の話

BEN犬猫エキゾの病院石川です。

ネズミの仲間で「ジャービル」という種類がいます。

ハムスター程は多くは無いですがペットショップでは時折見かける種類です。

 

ペットで飼われているネズミの仲間は1~2歳になると、体表に腫瘤が発生する事があります。

基本的には外科的な摘出が治療になりますので、発生した部位や大きさによって毎回検討します。

かなり大きくなった状態でも、根本が細くて摘出できるケースもあります。

ベストはなるべく小さい時に見つけて、取ってあげる事です。

 

特にジャービルの治療データはほとんど本に載っていません。ハムスターやラットに近い仲間ですので、その応用で麻酔をかけたり手術を行っていますが、無事に帰れている子がほとんどです。

日々、ハムスターの診察を行っている基礎があり、その応用でジャービルの診察を行う感じです。

体表に違和感を感じたら、是非診察にいらしてください。

 

BEN犬猫エキゾの病院

院長石川雅章