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院長のひとりごと
寒ければ窓を塞ぐ話
BEN犬猫エキゾの病院、院長石川です。
10月下旬となると、夜中は結構冷えてきます。
ハムスター、小鳥、爬虫類などは温度管理をしっかりとしておかないと、調子を崩しやすい時期に入ります。
本気で温度管理に取り組むなら、部屋の間取りも気を配りたいですね。
広いリビングなのか、四畳半の小さな部屋のなのか。
最新の断熱構造の家なのか、古い家で気密性が低い家なのか。
特に最も冷えやすいのは「窓ガラス」です。
冷気は窓から入ってきます。
冬の窓際に動物を置いて管理すると、負け戦確定です。ほぼ失敗します。何かしらの病気になります。
飼い主さんの中にはリフォームして「二重窓」にしたら驚く位に気温が安定したと言っていた方がいました。
そこまで、出来なくとも、ホームセンターには窓の断熱シートが売っており、全面に貼るだけでも効果はあります。
採光を気にしなければ、下半分だけでも良いので青い断熱ボードを貼る作戦もあります。
「温度が上がらない」と言う飼い主さんが居ますが、基本的な部屋の温度自体が低く、外気と家との断熱が足りていない事が多いです。
私石川は学生時代は青森県十和田市に住んでおりまして、冬は1日中マイナスを記録する時がありました。
動物は窓から遠い位置にし、二重窓の内外内の三枚に断熱シートを貼っていました。
(更に床には断熱アルミシート、動物がいる壁面にはコの字に断熱ボード設置)
寒い冬を小さなプレートヒーター一枚でしのぐのは難しいと思います。
本格的に冷える前に、動物さんが居る部屋の窓のチェックをしてみてはいかがでしょうか。
BEN犬猫エキゾの病院
院長石川雅章