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小鳥について

小鳥のカルシウムを気にしてますか?

BEN犬猫エキゾの病院、院長石川です。

カルシウムシリーズです。

爬虫類で、カルシウム不足が多いというブログを以前に書きました。鳥類でも不足が多いので書きます。

やはり、卵を生む動物はカルシウム不足になりやすい気がします。

爬虫類も卵、鳥類も卵。

似た者どうしという事です。

もちろん、爬虫類の卵胎性やハリモグラという例外もありますが、それは別として。

元々の食事にカルシウム源がないとか、メスで産卵が多いとかが原因です。

もう、産卵数が多くてカルシウム源を与えていないとなると大変です。

洗いボレー粉がよく使われます。

しっかりとした食事、発情の管理が重要で、そこに適度な日光浴が理想的です。

何もない所から、いきなりカルシウム不足にはならないと思います。

カルシウム不足が続くと簡単に骨折したり、最終的にはケイレンを起こして死亡する場合もあります。

そのための、「健診」です。

産卵数が多い鳥さんがいるなら、「発情抑制」の外来を。

また、初めて小鳥を飼うという方は、「食事管理」の話を聞きに来てもいいのではないでしょうか?

BEN犬猫エキゾの病院

院長 石川雅章