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カメについて

リクガメのクチバシトリミング

BEN犬猫エキゾの病院、院長石川です。

当院の周りにもリクガメを飼われている方が多くいらっしゃいます。

外来で、

「クチバシが伸び過ぎたのでカットしてほしい。」

という依頼があります。

もちろん、バッチリとトリミングしてお返しします。

「伸びたらまた来て下さいね…」

ではありません。

ここで続きのお話があります。

「クチバシが伸びる状況」がそもそもおかしいと。

野生のリクガメは誰もクチバシトリミングや爪切りをしてくれません。

それでも、整った身なりで暮らしているはずです。

野生下と飼育下で大きな差があるためです。

その差を埋めていくのが飼育技術や労力であるという話をしています。

ちなみに、私が16年飼っていたギリシャリクガメの「かめ吉」は、ほとんどクチバシの処置をしていません。爪切りはまめにしていました。

「チチュウカイリクガメ属」のお話は色々と小ネタを用意しています。

過去に行ったポスター発表の一部です。
この写真にヒントがあります。

気になる方は「リクガメ・検診」で来て頂けばお伝えしています。

故 千石正一先生の飼育書には

「リクガメは難しい。」

と書いてあります。

喋っていて、心の中でその通りだと思う次第です。

BEN犬猫エキゾの病院

院長 石川雅章

電話 0433078296