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院長のひとりごと

エキゾの植物その2

BEN犬猫エキゾの病院、石川です。

雑談です。

食虫植物、ネペンテス・アラータです。

普通のウツボカズラとも呼ばれます。

食虫植物には多くの種類がありますが、「ウツボカズラ」は日本には生息していません。

東南アジアのジャングルに生息しています。

やはり、先日のblogにも書きました様に「エキゾチック」な特徴をしている種類です。

葉の先からは「ツボ」を作り、そこにハエなどの虫を捕獲できる作りになっています。

飼育者は植物が動物を捕獲するという衝撃の現場を日々観察できるのです。

それ以外にも、温度・湿度・光量の管理が難しく、普通の観葉植物を育てる感覚でいくと上手くいきません。

写真のウツボカズラは私が4年以上に渡って栽培している鉢です。

上手く育てると、500mlのペットボトル位の壺を作ります。しかし、私の環境ではその一歩手前の大きさまでにしかなりません。

特に冬は小さな壺になりますので、湿度と温度が不足しているのではと考えています。

大きな壺にするには継続して良い環境を提供しないといけないのでしょう。

更に難しい種類の鉢を育てている人は高級なワインを保管するがごとく、地下に温室を作って完璧な温度と湿度を管理していると言います。

植物とはいえ、最適な環境を提供するには様々な考察が必要です。こういったエキゾチックな植物が私に疑問を投げ掛けてくれるのは喜ばしい事と思います。

BEN犬猫エキゾの病院

石川雅章

電話 0433078296