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ウサギについて/未分類

雄ウサギの去勢手術について

BEN犬猫エキゾの病院院長石川です。

雄のウサギさんの去勢手術を日々行っています。雌のウサギさんは子宮の病気になりやすいと以前のブログで書きましたが、雄のウサギでも病気は起こります。

下の画像は白黒に加工していますが、分かりますでしょうか?片方の精巣が異常に大きくなっています。精巣の腫瘍です。

薬でどうにか出来る病気ではありませんので、切除手術を行って体から出してあげます。

精巣が右左で大きさが違う時点でおかしいのです。

ここまで違うと分かりやすいですが、治療はもっと小さいときにやってあげた方が良いでしょう。

また、最近は「潜在精巣」といって外にあるべき精巣がお腹の中に留まっている異常のウサギさんもいました。放っておくとトラブルになる可能性がありますので、潜在精巣の子も摘出という名の去勢手術を行いました。

ウサギの去勢手術と言っても、正常な精巣はもちろんの事、腫瘍化した精巣やお腹の中に停留している場合もあります。

当院はいずれの場合も対応が可能です。

精巣は表に出ている臓器ですので分かりやすい部位である一方で、見慣れない飼い主さんには判別が難しいです。そもそも、正常な精巣とはどういった形なのか。中にはオスとメスの判別が分からないという方もおられます。

そのために健診をお勧めしたいのです。

BEN犬猫エキゾの病院 

院長 石川雅章

電話 043‐307-8296